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【国際】

英、米主導に転換か 有志連合への参加表明

 【ロンドン=藤沢有哉】英政府は五日、情勢が緊迫する中東・イラン沖ホルムズ海峡での民間船舶の航行の安全を確保する米国主導の有志連合への参加を表明した。英メディアによれば、参加表明は英国が初めて。英政府は欧州主導の枠組みを目指す考えを示していたが先月発足したジョンソン政権が、事実上、方針転換した形だ。

 ペルシャ湾には英海軍の軍艦二隻が展開。米海軍と協力して民間船舶を警護するとみられる。ウォレス英国防相は「ホルムズ海峡の問題の国際的な解決策を見つけるために、米国や他国と協力する」との声明を出した。

 英政府はメイ首相当時の七月下旬、米主導の有志連合とは一線を画し、欧州主導で船舶保護態勢の構築を目指す考えを表明。英国とともにイラン核合意に残る仏独との協力を模索し、合意の維持を図る姿勢を示していた。その直後、トランプ米大統領と親しいジョンソン氏が首相に就任。政権交代が従来の方針に影響を与えた可能性がある。

 ラーブ英外相は「イランへの取り組みは変わらない」と核合意の維持を目指す姿勢を改めて強調した。

 英国とイランは双方のタンカーを拿捕(だほ)したために関係が緊張。英国はホルムズ海峡で、自国船籍の船舶を海軍が護衛している。

 

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