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【国際】

北飛翔体、2週間4度 2発発射 防衛相「重大な脅威」

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 【ソウル=中村彰宏】北朝鮮は六日朝、南西部の黄海南道(ファンヘナムド)クァイル郡付近から飛翔(ひしょう)体二発を発射した。韓国軍合同参謀本部によると、飛翔体は同日午前五時二十四分と同三十六分に発射され、高度約三十七キロ、飛行距離は約四百五十キロで、北朝鮮上空を通過して日本海に落下した。北朝鮮による飛翔体の発射は二週間で四度目。

 北朝鮮外務省は六日、五日に始まった米韓合同軍事演習を非難する声明を発表。「度重なる警告に耳を傾けなければ、高い代価を払うことになる」と警告した。

 北朝鮮は、七月二十五日に短距離弾道ミサイルを発射。三十一日と八月二日の発射については、米韓は弾道ミサイルとみているが、北朝鮮は多連装ロケット砲の試射と主張した。

 今回の飛翔体も、飛行特性から同本部は短距離弾道ミサイルとみているが、韓国の専門家からは今回もロケット砲で、「過去二回の沿岸部からの発射で安全性に自信を持ち、内陸を通過する追加試験を行った可能性がある」との見方も出ている。

 日本政府は六日、日本の領域や排他的経済水域(EEZ)への飛来は確認していないと発表。岩屋毅防衛相は、相次ぐ飛翔体の発射について「わが国にとっては重大な脅威だ」と懸念を表明した。

◆自民・二階氏 国連制裁強化へ 政府に対応要求

 自民党の二階俊博幹事長は六日、北朝鮮による飛翔(ひしょう)体発射を受けた党会合で「国連制裁をさらに強めていく具体的な方策を持っているのか」と述べ、政府に対して国連制裁の強化に向けた対応を求めた。

 二階氏は「(政府は)米国と状況を共有し、さらなる展開が必要な場合は共同に対処する準備はできているのか。確認しておくべき論点は多い」とも述べた。

 五日の記者会見でも、政府に対して「十分な対応を取っていないのではないか」と苦言を呈していた。

 

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