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【国際】

NYタイムズに非難殺到 大統領発言 真に受けた?「人種差別に対し結束促す」

「トランプ氏、人種差別に対し結束促す」との見出しを1面トップに掲載したニューヨーク・タイムズ紙の6日付朝刊早版=同紙提供、AP・共同

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 【ニューヨーク=共同】米南部テキサス州の銃乱射事件を巡り、人種差別を批判したトランプ大統領の発言を一面トップの見出しに据えたニューヨーク・タイムズ紙に非難が殺到し、差し替えを迫られた。発言を額面通りに受け取ったような表現に、リベラルな読者層が猛反発した。

 トランプ氏は五日「人種差別と白人至上主義は非難されなければならない」と発言。同紙は六日付朝刊早版で「トランプ氏、人種差別に対し結束促す」を主見出しにした。だが普段から人種差別的発言が目立つトランプ氏だけに、発言を真に受けた見出しがウェブサイトに出ると、ツイッターには「ひどい見出しだ」「からかっているのか?」と反発が相次いだ。

 投稿が急増した言葉を表示するトレンド欄には「#CancelNYT」(ニューヨーク・タイムズを解約せよ)が急浮上し「三十年間購読してきたが、もうやめた」という投稿も。同紙は遅版の見出しを「憎悪犯罪を非難するも銃規制には触れず」と差し替えた。

 米ニュースサイトのハフィントンポストは「トランプ氏は人種差別と白人至上主義を非難したが、長年にわたり自分が憎悪に満ちた人種差別的発言をしてきたことは認めなかった」と強調し、早版の見出しは「寛大すぎる」と非難した。

 ニューヨーク・タイムズ紙は電子版で「当初の見出しではトランプ氏のメッセージの文脈を説明できていないと考え、差し替えを決めた」と釈明する記事を出した。

 

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