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【国際】

日韓関係の悪化 スポーツに余波 大会招待やキャンプの中止相次ぐ

 【ソウル=中村彰宏】日韓関係悪化の影響が、スポーツ界にも波及している。韓国女子バスケットボール連盟は七日、八月下旬に開く国際大会に日本チームの招待取りやめを決定。バスケットやバレーボールのチームが日本でのキャンプを中止したほか、東京五輪のボイコット運動も広がっている。

 二十四日に北東部の束草(ソクチョ)で始まる女子バスケットの大会には韓国と日本、台湾などの十チームが出場し、日本のWリーグからはデンソーと三菱電機が参加予定だった。聯合ニュースによると、連盟は「政治とスポーツは別という原則論はあるが、最近の日韓関係は特殊な状況だ」として日本の招待取り消しを決定。デンソーのチーム関係者は「チームを強化できるせっかくの機会だったが、この状況ではやむを得ない」と話した。

 カーリングでも日中韓が参加する八月中旬の親善試合で、開催地の江陵(カンヌン)市は日本チームに遠征費を支援しないことを決定。ただ、日本チームが希望すれば出場は認める方針という。八月上旬に札幌で開かれた大会には、韓国の女子二チームが出場を取りやめた。

 日本でのキャンプをやめるチームも相次ぐ。プロバスケットの男子七チームと女子四チームがシーズンに向けて日本で練習する予定だったが、いずれも中止する。女子バレーボールでも同様の動きがある。韓国プロ野球も複数の球団が沖縄で春季キャンプを行っており、LGの球団関係者は「日韓の対立が長引けばキャンプ地の変更も検討しなければならない」と話す。

 東京五輪を巡っては、一部の政治家が「日本には五輪を開く資格がない」と発言し、国民からの請願を受け付ける大統領府のサイトには、ボイコットを求める請願がアップされた。68・9%がボイコットに「賛成」とする世論調査の結果も出ている。

 

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