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【国際】

NZで体高1メートル オウムの化石 世界最大 体重7キロ

世界最大のオウムのイメージ図=フリンダース大のブライアン・チュー博士提供(共同)

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 【シドニー=共同】オーストラリア・フリンダース大の研究者らは七日、ニュージーランドで見つかった鳥類の骨の化石を分析したところ、絶滅した世界最大のオウムのものと分かったと発表した。体高は約一メートル、体重は約七キロという。

 発表によると、化石は千九百万年ほど前のもので、ニュージーランド南島の中央オタゴ地方で見つかった。この地方では鳥など多くの動物の化石が見つかっているが、フリンダース大のワージー准教授は「最も目を見張る発見の一つ」としている。

 このオウムは、世界で最も重く唯一飛べないオウムとして知られる絶滅危惧種の「カカポ」の二倍の重さで、インド洋のモーリシャスに生息し、数百年前に絶滅した飛べない鳥「ドードー」と同程度の大きさ。ほぼ全ての食物を割ることができる巨大なくちばしが特徴という。骨の形状から飛ぶことはできなかったとみられる。

 大きさや強靱(きょうじん)さからギリシャ神話最大の英雄として知られる「ヘラクレス」と、予期せぬ発見にちなみ「ヘラクレス・インエクスペクタタス」と名付けられた。

世界最大のオウムのシルエット(右)。中央は平均的な身長の人、左はオーストラリアでよく見られるカササギフエガラス=ニュージーランド・カンタベリー博物館のポール・スコフィールド教授提供(共同)

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