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【国際】

文氏、日本の加害責任触れず 慰安婦式典参加せず談話

14日、ソウルで開かれた従軍慰安婦問題の記念式典に参加した陳善美・女性家族相(右)と元慰安婦ら=共同

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 【ソウル=中村彰宏】韓国政府は、戦時中の慰安婦の被害を伝える「記念日」と定めた十四日、ソウルで記念式典を開き、元慰安婦や政府関係者らが出席した。今年で二回目。陳善美(チンソンミ)女性家族相があいさつしたほか、元慰安婦の子どもが母親への思いをつづった手紙を朗読した。

 昨年は出席した文在寅(ムンジェイン)大統領は参加せず、フェイスブックを通じて「政府は慰安婦被害者の尊厳と名誉を回復するために最善を尽くす。慰安婦問題を平和と女性人権に対するメッセージとして国際社会に共有し、拡散していく」との談話を出した。日本の加害責任には言及しなかった。

 八月十四日は、一九九一年に元慰安婦の故金学順(キムハクスン)さんが、初めて実名を明かして公の場で慰安婦被害を証言した日。二〇一二年に民間組織が独自に「世界慰安婦の日」と定め、一七年に韓国国会で「記念日」とする法案が可決された。

 十四日午後には、ソウル市中心部の観光地の南山(ナムサン)で、市が設置した慰安婦被害を象徴する記念碑の除幕式があるほか、日本大使館周辺など各地で集会が開催される。

 

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