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【国際】

印パ、カシミールで銃撃戦 パキスタン、仲裁呼び掛け

 【イスラマバード=共同】パキスタン軍は十五日、インドと領有権を争うカシミール地方の実効支配線(停戦ライン)付近で銃撃戦があり、兵士三人が死亡したと明らかにした。応戦し、インド軍兵士五人を殺害したとしているが、ロイター通信によるとインド側はこれを否定した。

 インドのモディ首相は十五日の演説で北部ジャム・カシミール州の自治権剥奪の正当性を強調。パキスタンのカーン首相は同日のツイッターで、同州で虐殺や民族浄化が起きる可能性があるとし、国際社会に対し「黙って見過ごすのか」と訴え、仲裁を呼び掛けた。

 自治権剥奪を「内政問題」と主張するインドに対し、パキスタンはジャム・カシミール州で同国の国教のイスラム教徒が多数を占めることなどから強く反発している。

 ヒンズー教徒中心のインドで同州はイスラム教徒が唯一多数を占める。パキスタンとしてはイスラム教徒への人権問題だと訴えて国際社会の注目を集め、領有権争いで優位に立ちたいとの思惑がある。国連安全保障理事会は十六日にカシミール問題を巡る緊急会合を開く予定。

 実効支配線付近では、たびたび銃撃戦が発生しており、衝突の激化が懸念されている。

 

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