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【国際】

自爆テロ 63人死亡 IS系声明 アフガンの結婚式場

 【カブール=共同】アフガニスタンの首都カブールにある結婚式場で十七日夜、爆発があった。アフガニスタン内務省は十八日、六十三人が死亡し百八十二人が負傷したと明らかにした。大統領報道官はツイッターで、自爆テロだとの見方を表明。AP通信によると、過激派組織「イスラム国」(IS)系の地元組織が犯行声明を出した。式には千人以上が招かれていたとの情報があるという。

 式場はカブール西部にあり、同国で少数派のイスラム教シーア派を信仰するハザラ人の結婚披露宴が開かれていた。ハザラ人は、ともにスンニ派のISと反政府武装勢力タリバンの双方から標的とされてきた。

 ロイター通信によると、犯行声明は、爆発物を身に着けた人物が式場に忍び込み「不信仰者」の集団の中で自爆したとしている。式場は男性用と、女性や子ども用の部屋に分かれており、爆発は男性用の部屋で発生したとみられる。

 爆発後、タリバンは犯行を否定し、非難する声明を出した。これに対しガニ大統領は十八日、タリバンがテロの土壌を作っているとして「非難を免れない」と表明した。一方アフガンの他の勢力からも犯行声明は出ていない。

 カブールでは七日に自爆テロがあり、十四人が死亡、百四十五人が負傷した。この際はタリバンが犯行声明を出した。同国では九月二十八日に大統領選が予定されており、治安の悪化が懸念されていた。

 治安悪化が進む中、米政府は将来的な米軍撤退の意向を示しており、市民の間には不安が広がっている。

 

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