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【国際】

イランタンカー差し押さえ 英、米に協力せず

 【ロンドン=共同】英領ジブラルタル自治政府は十八日、欧州連合(EU)の対シリア制裁に違反した疑いで七月に拿捕(だほ)したイランの大型タンカーについて、米国からの差し押さえの協力要請に応じないと発表した。

 英イラン間の緊張が緩和し、イラン側に拿捕された英タンカーの解放につながるとの期待が高まっている。

 ジブラルタルは十五日、タンカーをEUの制裁対象国に向かわせないとの保証をイラン側から得られたとしてタンカーを解放した。駐英イラン大使によると、タンカーは十八日夜、ジブラルタルを出発予定。

 米司法省は、米裁判所が差し押さえ令状を発付したと発表していた。しかしジブラルタルは声明で、自らがEUの法律に縛られるなどとして、差し押さえに応じられないとしている。

 ロイター通信などによると、タンカーは船体に塗られた「グレース1」の船名を塗りつぶし「エイドリアン・ダリア1」と変更している。

 ジブラルタル当局は七月四日、イランのタンカーがシリアに原油を輸送しようとしたとして英軍の支援を受け拿捕。イランは同十九日、ホルムズ海峡で国際的な航行規則に従わなかったとして英タンカーを拿捕したと発表していた。

 

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