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【国際】

日中韓、早期首脳会談を 3カ国外相 中国は日韓関係懸念

 【北京=坪井千隼】河野太郎外相は二十一日、北京郊外で、中国の王毅(おうき)国務委員兼外相と韓国の康京和(カンギョンファ)外相との三カ国外相会談に臨んだ。会談では北朝鮮の非核化実現に向け三カ国が連携を強化することを確認。日中韓首脳会談の早期実現に向け、三カ国で協力していくことで合意した。

 河野氏は「三カ国は北東アジア、世界の平和と安定を確保するための責任を共有している」と述べ、北朝鮮問題など懸案事項に対し、連携を強化する重要性を強調した。

 中国側は日中韓首脳会議を年内に実施したい意向を改めて日韓両国に伝えた。日韓は元徴用工訴訟問題や輸出規制措置で対立を深めているが、首脳会談実現に向け三カ国で環境整備を進めていくことを確認した。

 王氏は会談後の共同会見で日韓関係に言及。「日韓双方がそれぞれの関心事に配慮し、問題解決の方法を見つけ出してほしい」と述べ、外相会談主催国として影響力をアピールした。

 会談では、日中韓自由貿易協定(FTA)の交渉を加速させることなど経済面での連携強化や、学術、文化面での交流促進についても協議された。

<日中韓首脳会談> 日本、中国、韓国の首脳による対話枠組み。2国間に懸案があっても経済分野などで協議を重ね、融和を図る目的がある。1999年に国際会議の場を利用して始まった。2008年からは3カ国の持ち回りで毎年開催を目指しているが、見送られるケースもある。18年は約2年半ぶりに東京で開催された。今年の議長国は中国。 (共同)

 

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