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【国際】

軍事協定破棄けん制か 北朝鮮また飛翔体2発

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 【ソウル=中村彰宏】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は二十四日朝、短距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体二発を発射した。七月二十五日以降、七度目で、北朝鮮が反発していた米韓合同軍事演習は二十日で終了したが、発射を継続。非核化交渉に向け米国をけん制するとともに、韓国による軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)の破棄決定など対立する日韓両国を揺さぶる狙いもあるとみられる。

 飛翔体は、二十四日午前六時四十五分と同七時二分ごろに、北朝鮮東部咸鏡南道(ハムギョンナムド)の宣徳(ソンドク)付近から日本海に向けて発射され、最大高度九十七キロで飛行距離は約三百八十キロ、最高速度マッハ6・5以上で飛行した。

 北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相は二十三日、「制裁で対抗しようとするならば誤算だ」との談話を出し米国を批判。米朝の実務協議に向け譲歩を引き出そうと、ミサイル発射でさらに圧力をかけた形だ。

 一方、韓国が二十三日にGSOMIAの破棄を日本に通告した直後のタイミングには、日韓の連携を試そうとした可能性もある。岩屋毅防衛相は「北朝鮮も地域情勢をしっかり見ているから、間隙(かんげき)を突いたということではないか」との見方を示した。

 GSOMIAは十一月二十二日までは維持され、韓国軍は「日本から情報共有の要請があった」とした上で「GSOMIAはまだ有効であることから、関連情報を共有する」と表明。岩屋氏も、破棄通告が情報収集に影響を与えなかったとの認識を示し、日韓の連携を強調した。

 

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