東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

「CO2ゼロ」15日間 大西洋横断 16歳少女NY着 気候行動サミット出席へ

28日、ニューヨークのヨットハーバーに到着したグレタ・トゥンベリさん=共同

写真

 【ニューヨーク=赤川肇】地球温暖化対策を訴えるスウェーデン人少女グレタ・トゥンベリさん(16)らが英国からヨットで大西洋を横断し、二十八日に米東部ニューヨークに到着した。「気候変動は国境を超えた問題だ」と市民らに団結を呼び掛けた。

 中心部マンハッタンの停泊施設で記者会見したトゥンベリさんは、十五日間の航海で「まだ地面が揺れているみたい」と疲れた様子も見せたが、待ち構えた支援者らの歓声に手を振って応えた。

 国連本部で九月二十三日開催の気候行動サミットなどに招かれたトゥンベリさんは、ニューヨークへの移動手段として化石燃料を使う航空機ではなく、温室効果ガスを出さない競技用ヨットに乗せてもらうことを選択。十四日に英南西部プリマスから出航していた。

 気候変動そのものに懐疑的なトランプ米大統領にどう向き合うか問われ、「誰も彼を説得できないなら私にもできない。だから気候変動への関心を高めることに集中したい」と答えた。

 政治の不作為に抗議するため、二〇一八年から授業をボイコットして母国の国会議事堂前で座り込みを始め、世界の注目を集めた。五月に面会したグテレス国連事務総長は「遅々として進まないリーダーらの対策にしびれを切らせる若者の波が大きくなっている。トゥンベリさんはその一部だ」と気候変動対策の推進力として期待を寄せている。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報