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【国際】

北、SLBM実験準備か 米シンクタンク分析 新型潜水艦を建造

 【ワシントン=共同】米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)は二十八日、最新の衛星写真に基づき、北朝鮮が東部新浦(シンポ)の造船所で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)搭載用とみられる新型潜水艦を建造し、同ミサイル発射実験の準備を進めている可能性があるとの分析結果を発表した。

 CSISは同潜水艦について「攻撃に耐え得る核戦力を構築する動きで、完全非核化の可能性を低下させるものだ。北朝鮮の弾道ミサイルの脅威が増大し、地域の防衛計画を困難にするだろう」と指摘した。

 北朝鮮メディアは七月下旬、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が新型潜水艦を視察したと写真付きで伝え、近く日本海に配備されるとした。しかしCSISは北朝鮮の前例から、本格運用には発射実験後、一年以上かかる可能性があると指摘した。

 新浦では、以前のSLBM実験でも使われたような補助船が、はしけの脇に停泊しており、近くにはクレーンや人の姿も確認された。北朝鮮の他の潜水艦基地では、上空から見えなくするためにクレーンで目隠しをつり下げた例があり、実験に向けた準備の一環の可能性がある。

北朝鮮・新浦の造船所の衛星写真。(1)新浦造船所(2)新たな建造、保守施設と桟橋(3)発射試験台(4)係留水域とはしけ(5)支援施設(6)建造施設=26日撮影(CSIS/Beyond Parallel/Airbus2019提供、共同)

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