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【国際】

雨傘運動2指導者 拘束 香港 警察本部包囲と関係か

 【香港=共同】二〇一四年の香港大規模民主化デモ「雨傘運動」の元リーダーの黄之鋒氏(22)と、運動を主導した学生団体元幹部の周庭氏(22)が三十日朝、香港警察に相次いで拘束された。黄氏は三つの容疑で拘束されたとされ、香港メディアは「逃亡犯条例」改正案を巡り、デモ隊が六月に警察本部を包囲したことに関わる容疑だと伝えた。周氏の容疑は不明。

 三十一日には雨傘運動に絡み、民主派団体が普通選挙の実施を求める大規模デモを計画している。黄氏らの拘束に、民主派から批判の声が出るのは必至。警察はデモを不許可としたが、主催者側は異議申し立てを行った。

 黄氏は雨傘運動で、裁判所の占拠禁止命令に違反したとして法廷侮辱罪で禁錮二月の実刑判決を受け、今年六月に刑期満了で出所したばかり。

 香港で続く「逃亡犯条例」改正案を巡る抗議活動は、会員制交流サイト(SNS)などで呼び掛けられ、確たるリーダーは存在しないが、黄氏は六月二十一日の香港警察本部包囲でデモ隊を先導、周氏も参加した。

 また中国系香港紙はこのほど、香港の米総領事館員が黄氏らと接触する様子を撮った写真を掲載。中国外務省が「内政干渉」と米側に反発していた。中国メディアは三十日、「乱港(香港を乱す)分子を拘束」と黄氏の拘束を一斉に速報した。

 

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