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【国際】

タリバンとの協議中止 トランプ氏、自爆テロ受け

 【ワシントン=岩田仲弘】トランプ米大統領は七日、アフガニスタンの和平を巡り、反政府武装勢力タリバンの主要指導者らとワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで八日に秘密裏に会談する予定だったものの急きょ取りやめた、とツイッターで明らかにした。アフガンの首都カブールで五日に起きた自爆テロで米兵一人を含む十二人が死亡しタリバンが犯行を認めたのが理由。

 トランプ氏はタリバン側と続けてきた和平協議をしばらく中止する方針も表明。協議では、約一万四千人の駐留米軍のうち計五千四百人が百三十五日間のうちに撤収することでタリバン側と原則合意していたが、合意案の行方は分からなくなってきた。

 トランプ氏は「非常に重要な和平協議の間に停戦に合意できず、十二人もの罪なき人々を殺害するのであれば、実りのある合意を交渉する能力もないだろう」と、タリバンを批判した。

 トランプ氏によると、キャンプデービッドには、アフガンのガニ大統領も招き、個別に会談する予定だった。自らの交渉力と和平の仲介役としての能力をアピールする狙いがあったとみられる。

 ポンペオ国務長官は八日、米テレビの報道番組に相次ぎ出演。ロイター通信によると「米軍撤収は、スケジュールありきではなく、(治安改善という)一定の条件を満たして初めて実現するという点で、大統領ははっきりしている」とタリバンをけん制した。

 

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