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【国際】

タリバンに再来警告 9・11式典でトランプ氏

11日、米ワシントン郊外の国防総省で、米中枢同時テロの追悼式典で演説するトランプ大統領=UPI・共同

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 【ニューヨーク=赤川肇】約三千人が犠牲となった米中枢同時テロから十八年を迎えた十一日、米各地で追悼式典があり、トランプ米大統領は、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンに対し、「米軍の圧倒的な強さや技能に匹敵する敵は地球上に存在しない」とけん制した。

 米兵ら十二人が犠牲になった五日の自爆テロを理由に和平協議を「中止した」と七日発表していたトランプ氏。首都ワシントン近郊の国防総省での式典で、タリバンに「過去にない激しい攻撃」を続けるなどと主張。「もし彼らがわが国に戻ってくるなら、米国は前例のない軍事力を使うだろう」と警告した。

 一方、十八年前のテロで旅客機が衝突して崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地の式典では、遺族らが約三時間かけて全犠牲者の名前を読み上げ、ある女性は亡き夫に「素晴らしい娘をのこしてくれてありがとう」と呼び掛けた。式典会場への立ち入りは遺族らに限定され、会場や周辺では多数の武装警官らが警戒に当たっていた。

 電気技師としてセンターにいた父親=当時(45)=を亡くしたアンソニー・フィウムフレッドさん(29)は、慰霊碑に刻まれた父親の名前に触れながら立ち尽くした。「毎年ここに来て、一緒にキャンプに行ったり料理を作ってもらったりしたことを思い出す。父が見守ってくれていると願いつつ、父が誇れる人間になろうとしている」と話していた。

 

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