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【国際】

「イラン関与 疑いない」 サウジ報道官 発射地点は調査中

18日、サウジアラビア西部ジッダで、ムハンマド皇太子(右)と会談するポンペオ米国務長官=AP

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 【カイロ=奥田哲平】サウジアラビアの石油関連施設への攻撃を巡り、サウジ国防省のマリキ報道官は十八日に会見し、攻撃に使われた無人機や巡航ミサイルとされる残骸などを公開した。「イランの支援を受けて実行されたのは疑いようがない」とイラン関与を主張した。ただ、発射地点は調査中とし、イラン南西部の基地から発射されたとする米政府の見方を裏付ける直接的証拠はなかった。

 マリキ氏によると、攻撃には無人機十八機と巡航ミサイル七発が使われた。石油施設の監視カメラの映像から、無人機はイエメンのある南方ではなく、北から飛来した。ミサイルはイランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」が使用しているのと同じタイプとし、その射程は七百キロ。フーシ派支配地域からは到達できないとの分析結果を明らかにした。

 サウジ軍は今後、回収したミサイル誘導システムなどを解析し、発射地点の特定を急ぐ。イランが攻撃主体であると示す具体的な証拠が固まれば、米サウジが報復攻撃を含めた強硬な対応に傾く可能性がある。

 ポンペオ米国務長官は十八日夜、サウジ西部ジッダを訪問。こうした分析結果を受けてムハンマド皇太子と対応を協議した。

 一方、イランのロウハニ大統領のアシェナ顧問はツイッターで「彼らは、ミサイルや無人機がどこで製造され、どこから発射されたか知らないことを証明した」と反論した。

 

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