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【国際】

スペインで独立派有罪 反発の市民数千人が抗議

 【パリ=竹田佳彦】スペイン最高裁は十四日、北東部カタルーニャ自治州で独立の是非を問う住民投票を強行した独立派最高幹部のジュンケラス前州副首相に対し、反乱罪などで禁錮十三年、他の幹部八人に同九〜十二年の有罪判決を言い渡した。

 判決では、暴力行為の存在だけでは国家反逆罪に当たらないと指摘。「組織性や計画性の有無が焦点になる」として、反乱罪と公金の不正使用罪のみを適用した。検察側が求めていた国家反逆罪が適用された場合、最長で禁錮二十五年の可能性があった。

 有罪判決は他に、前州議会議長や前州政府大臣、独立派市民団体元代表ら八人。別の三人も罰金刑となった。独立運動をけん引し、逮捕を逃れてベルギー滞在中のプチデモン前州首相はツイッターで「全員で計百年の懲役に、かつてないほどの怒りを感じる」と書き込んだ。

 現地紙バンガルディアによると、州都バルセロナの市内では判決に反発した市民らが道路を封鎖。数千人が市中心部の広場に集まり「政治犯の解放を」「独立を」と声を張り上げた。

 四月の総選挙後、政権樹立が失敗に終わったスペインでは十一月十日に再選挙が実施される。判決を受けて、独立派少数政党が支持を広げる可能性がある。

 

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