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【国際】

チリ、デモ激化8人死亡 大統領、地下鉄値上げを凍結

20日、チリのサンティアゴで、抗議デモで燃やされたバスを撮影する人=ロイター・共同

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 【サンパウロ=共同】南米チリの首都サンティアゴなど各地で二十日までに、地下鉄料金の値上げに端を発した学生らによる抗議デモが暴徒化した。政府は首都などに非常事態を宣言。現地からの報道によると十九日以降、首都や近郊でデモ隊がスーパーマーケットなどに放火し計八人が死亡した。ピニェラ大統領は地下鉄料金値上げ凍結に追い込まれた。

 混乱は二十日も続き、収束の見通しは立っていない。サンティアゴでは十一月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、十二月に国連気候変動枠組み条約第二十五回締約国会議(COP25)の開催が予定されるが、治安対策に不安を残した。

 デモは今月半ばに始まり、十八日から激化した。治安維持のため軍が出動し、十九〜二十日にかけて夜間外出禁止令を守らなかったデモ参加者ら約千五百人が逮捕された。死者は、略奪・放火されたスーパーや衣料品倉庫の焼け跡から見つかった。

 サンティアゴの国際空港では、運休や遅延のため大勢の乗客が足止めされた。

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