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【国際】

スイス、緑の党躍進 総選挙 右派与党は第1党維持

 【パリ=竹田佳彦】スイスで二十日、上下院選挙が即日開票で実施され、地元メディアによると、下院にあたる国民議会(定数二〇〇)では、移民受け入れに反対する右派与党、国民党は大幅に議席を減らしたが第一党の座を維持した。環境意識の高まりから、温暖化対策を訴える緑の党が議席を倍増させ、第四党に躍進した。

 公共放送スイスインフォによると、下院で国民党が十一減の五十四議席、中道左派の社会民主党は五減の三十八議席など、主要四政党は軒並み議席を減らした。緑の党は約13%の得票率で前回から十七増の二十八議席を獲得した。

 スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんらによる温暖化対策を求める運動はスイスにも波及。九月末に首都ベルンで開かれた気候変動対策を求めるデモには、約十万人が集まった。こうした動きが緑の党の伸長を後押ししたと見られる。

 選挙を受けて上下院は十二月、日本の内閣にあたる「連邦会議」の七人の閣僚を選出する。慣例では主要四党が分け合っており、緑の党も閣僚ポストの獲得に意欲を見せている。

 

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