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【国際】

米IS要員、国境足止め トルコ追放、ギリシャ拒否

 【カイロ=奥田哲平】トルコが送還を始めた過激派組織「イスラム国」(IS)の外国人戦闘員を巡り、ロイター通信などは十一日、米国人戦闘員がギリシャに入国を拒否され、トルコとの緩衝地帯にとどまっていると報じた。なぜトルコがギリシャに追放しようと試みたのか不明だが、米国が受け入れを拒否した可能性がある。

 これに先立ち、トルコ内務省は十一日、収監されていた米国とドイツ出身の戦闘員の送還を完了したと発表。具体的な送還先は明らかにしていなかった。トルコは数日中に欧州出身者二十三人を送り返す予定としている。

 トルコメディアが報じたギリシャ国境検問所の映像などによると、トルコ警察に連行された米国人戦闘員とみられる男は両手を挙げて国境フェンスに近寄ったが、ギリシャが入国を拒否。

 トルコ側も再び引き取りを拒んだとみられ、男の身柄がどこに移されるかは不透明だ。

 米メディアによると、米国務省報道官は十一日、「トルコによる米市民の拘束を認識している」と述べたが、詳細を明かさなかった。

 IS戦闘員の出身国への送還を巡っては、英国やオランダが送還を防ごうと国籍を剥奪するなど受け入れに消極的な国が多く、混乱が予想されている。

 

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