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【国際】

経営不振 韓国・アシアナ航空 現代産業開発に売却へ

 【ソウル=中村彰宏】韓国航空大手、アシアナ航空が、韓国建設大手のHDC現代産業開発に売却されることになった。アシアナ筆頭株主の錦湖(クムホ)産業が十二日、現代産業開発と証券会社の企業連合を優先交渉先に選定したと発表した。年内にも契約を結ぶ見込み。

 最終入札には、チェジュ航空を傘下に持つ愛敬(エギョン)グループの企業連合など三陣営が応札。韓国メディアによると、現代産業開発の陣営は他を大きく上回る約二兆四千億ウォン(約二千二百五十億円)程度の買収額を提示した。

 現代産業開発は、ホテルや免税店を手掛けている。格安航空会社(LCC)のエアプサンやエアソウルなど系列企業の経営権も取得する予定で、航空事業との相乗効果を見込む。会見した現代産業開発の鄭夢奎(チョンモンギュ)会長は「アシアナ航空が最高の競争力を持てるように、支援を惜しまない」と述べた。

 財閥の錦湖アシアナグループは無理な企業の合併・買収(M&A)で資金繰りが悪化し、今年四月に経営不振に陥っていたアシアナの売却を決めた。同グループは中核企業を失い、事実上の財閥解体となる。

 アシアナ航空の二〇一八年十二月期連結決算は売上高が七兆千八百三十三億ウォン、純損益は千九百五十八億ウォンの赤字だった。

 

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