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【国際】

中国・5次請けの殺し屋 「報酬少ない」標的逃がし通報され逮捕

広西チワン族自治区の裁判所が公開した、公判に臨む被告らの写真=共同(一部加工処理)

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 【北京=共同】報酬が少な過ぎて割に合わない−。中国南部で殺人の依頼が元請けの殺し屋から二次、三次へと下ろされ、五次請けの殺し屋が報酬の少なさにばかばかしくなり標的の男性に殺されたふりを提案。逃がしたところ警察に通報され、依頼人と殺し屋の計六人が逮捕され実刑判決を受けた。

 中国メディアによると、依頼人は自身が経営参加する企業に対し民事訴訟を起こした男性を暗殺するよう殺し屋に頼み、二百万元(約三千百万円)を支払った。

 元請けの殺し屋は百万元のマージンを取って別の殺し屋に殺害を依頼。二次請けも二十七万元で依頼を下ろし、五次請けの段階で報酬は十万元に減っていた。

 五次請けの殺し屋はいったん引き受けたものの「割に合わない」と後悔。標的の男性に「殺されたことにして」とやらせを持ち掛け、男性が縛られる写真を証拠として撮影した。

 男性は一定期間“失踪”した後、警察に通報。五次請けの殺し屋を含む六人が逮捕され、広西チワン族自治区南寧市の中級人民法院(地裁)は十月十七日、社会の安定を脅かしたとして懲役五年〜二年七月の実刑判決を言い渡した。

 

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