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【国際】

香港、15歳少年ら2人重体 地元報道「夜間外出禁止検討」

14日、香港理工大に通じる道に、バリケードを作る若者たち=共同

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 【香港=浅井正智】抗議活動が続く香港では十四日、交通妨害などの抗議活動が続いた。この影響を受けて幼稚園を含む全校が休校となり、教育局は今週中をすべて休校にすると発表した。十三日から十四日未明にかけてのデモ隊と警察の衝突では六十四人が負傷、うち二人が重体となった。日本人留学生が身の安全のために帰国する動きも出てきた。

 政府トップの林鄭月娥(りんていげつが)行政長官は十三日深夜、政府幹部を招集し、今後の対策を協議した。一部香港メディアは十四日、政府が夜間外出禁止令を検討していると報じた。政府筋は「現段階ではない」と否定したが、抗議活動が過激化する中、実際に発令されるのではないかとの臆測が広がっている。

 重体のうち十五歳の少年は、新界地区の警察署近くで抗議活動中に、警官が放った催涙弾が頭を直撃したとの疑いがある。もう一人は七十歳の男性で、新界地区でデモ隊が投げたレンガが頭に当たったとみられる。男性自身はデモ参加者ではなく巻き添えになった。

 十二日に警官隊と学生が激しく衝突した香港中文大では、今学期の講義は取りやめとなったが、学生たちは十四日もバリケードを築いて大学を封鎖。キャンパス内では学生たちが火炎瓶を自前でつくっており、警察当局は同日の記者会見で「デモ隊は大学を兵器庫に変えた」と非難した。

 香港にいる日本人留学生は数百人程度とみられ、香港の日本総領事館が香港中文大から空港へのシャトルバス乗り場まで車を手配するなど学生を支援した。

 

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