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【国際】

ロヒンギャ迫害 捜査決定 国際刑事裁、人道犯罪疑い

 【ブリュッセル=共同】国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)は十四日、ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャ迫害で、推定六十万〜百万人が強制追放されたとして「人道に対する罪」の疑いで、捜査を開始すると決めた。ICC予審判事部がベンスダ主任検察官の捜査申請を承認した。

 ベンスダ氏の七月の申請によると、ミャンマー国軍と治安部隊などが二〇一七年、多数のロヒンギャを西部ラカイン州から隣国バングラデシュに強制追放。その際、殺人や性暴力、村全体の破壊などの手段が用いられたとみられる。死者は少なく見積もっても一万人と推計されるという。

 ミャンマーはICC加盟国ではないが、犯罪の一部が加盟国バングラデシュで起きたことなどからICCは管轄権があるとしている。ICC検察官は今後の捜査で、犯罪の立証のために十分な証拠が集まれば予審判事に逮捕状の要請などをすることになるが、ICC非加盟国に逮捕状執行の義務はない。

 

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