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【国際】

香港理工大内に200人 行政長官「投降を。18歳未満は特別に扱う」

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 【香港=中沢穣】香港の林鄭月娥行政長官は十九日に記者会見し、学生らが立てこもっている香港理工大について「十九日朝までに十八歳未満の約二百人を含む約六百人が大学を出た」と明らかにした。学生らを暴徒と呼び、「大学内は兵器工場と化し、多くの武器がある」と非難した。また、二十四日の区議会選挙はデモ隊側の対応次第で延期する可能性を示唆した。 

 学生らの立てこもりは三日目に入った。林鄭氏は学内の学生らに暴力の停止と投降を求め、「平和的に解決したい。警察には人道的な扱いを命じた」と話した。林鄭氏に先立って記者会見した新任の警察トップは「学内にまだ二百人が残っている」と明らかにした。

 すでに大学を出た十八歳未満の二百人については、警察が顔写真など記録を残した上で自宅などに帰したという。学内にはなお多数の中高生が残っているとみられ、林鄭氏は「特別な扱いをする」と即座に逮捕しない方針を示した。一方で、十八歳以上については「法の規定に向き合わなければならない」と指摘した。

 香港メディアによると、十八日深夜から立法会(議会)議員や中高校の校長らが警察との仲介のために大学内に入っていた。約七十人の負傷者も校外に出た。

 警察はこれまで校外に出た学生らをすべて拘束する構えを見せていた。多くの学生らが再三にわたって逃走を試みたが、一部を除いて多数が拘束された。

 

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