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【国際】

メルケル首相がアウシュビッツ初訪問 過去謝罪「虐殺の責任 終わりない」

 【ベルリン=共同】ドイツのメルケル首相は六日、第二次大戦中にナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の舞台となったポーランド南部のアウシュビッツ強制収容所跡を初めて訪れた。加害国の首脳として犠牲者を追悼し「虐殺を行ったのはドイツ人だった。この責任に終わりはない」と演説、過去を謝罪した。

 在任中にアウシュビッツを訪れたドイツ(西ドイツを含む)首相としてはシュミット氏らに続き三人目で、収容所跡の維持や管理を担うポーランドの財団の招きに応じた。アウシュビッツは来年一月、ソ連軍による解放から七十五年の節目を迎える。

 メルケル氏はこの日、収容所跡のガス室や遺体焼却炉などを見て回った。現地での演説で、ドイツ人による犯罪が行われたことを「われわれは忘れてはならない」と繰り返し強調。過去を直視する必要性を語った。

 アウシュビッツはナチスが占領下のポーランドに建設し、約百十万人が殺害された。犠牲者の九割をユダヤ人が占め「アンネの日記」の作者アンネ・フランクも収容されていた。

 

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