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【国際】

温暖化のツケ 干ばつ続く豪州 シドニーさらに給水制限

 【シドニー=共同】記録的な干ばつが続くオーストラリアの最大都市シドニーとその周辺で十日、大規模な給水制限の第二弾が始まった。六月の第一弾で制限された庭の水やりや洗車方法などが厳格化され、違反した場合は罰金が科される。

 シドニー水道局によると、芝生や庭木への水やりはホースの使用が禁じられ、午後四時から翌日午前十時までの間にじょうろやバケツを使うことが求められる。洗車もホースの使用は認められず、バケツの水を使うか、商業洗車場に持ち込んで洗う必要がある。

 既存のプールなどへの水の補充も散水量を調節できるノズルの付いたホースで一日十五分以内に制限される。

 違反した場合、個人に二百二十豪ドル(約一万六千三百円)、企業に五百五十豪ドルの罰金を科す。

◆北極周辺の海氷減少 ロシア極東の村にシロクマ60頭

今月、ロシア・リルカイピ村周辺に現れたホッキョクグマ=世界自然保護基金ロシア支部提供(共同)

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 【モスクワ=小柳悠志】北極圏にあるロシア極東リルカイピ村にホッキョクグマ(シロクマ)六十頭余が押し寄せ、住民の生活を脅かしている。地球温暖化で海氷が発達せず、氷上で餌となるアザラシなどの海獣の狩りができないのが一因という。ロシア各紙が伝えた。

 世界自然保護基金(WWF)ロシア支部は五日、クマ五十六頭を確認し、大半がやせていたと発表。その後頭数は増え、人家に近づき、周辺をあさるなどしており、村の公式行事はすべて中止になった。村はユーラシア大陸最北東端のチュコト自治管区にあり、ここ数日は平年より十度ほど高い気温で推移している。

 日本の国立極地研究所によると、北極周辺の夏季の海氷面積はこの三十五年で三分の二まで減少し、気候変動の影響が顕著に現れている。

 北極周辺の海氷減少を巡っては、生態系への悪影響が懸念される一方、ロシア政府は新航路開拓や天然資源採掘が容易になるとして、今後十五年間の自国の北極圏開発で十五兆ルーブル(約二十五兆六千億円)の投資を見込んでいる。

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