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【国際】

U2ボノさん「人権 妥協できない」 フィリピン大統領を「柔らかく」批判

10日、フィリピンの首都マニラで、会見中にピースサインをするロックバンド「U2」ボーカルのボノさん=AP

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 【バンコク=北川成史】世界的なロックバンド「U2」のボーカルのボノさんは十日、フィリピンの首都マニラでの記者会見で、五千人以上の死者を出している麻薬対策や報道機関への圧力など強権的なドゥテルテ大統領に対し「人権については妥協できない。それが私からの柔らかなメッセージだ」と批判を込めた。

 ボノさんは十一日に開かれるフィリピン初のU2の公演のために訪れていた。

 ドゥテルテ氏に会うか問われたボノさんは、「大統領はとても人気がある。私が味方になる必要はない」と皮肉を交えた。ドゥテルテ氏に批判的な報道機関に対する企業認可の取り消しなどの圧力を念頭に「民主主義は報道の自由を必要とする」と強調した。

 ボノさんは人権保護活動との関わりが深い。五日の日本での公演では、故キング牧師をたたえた楽曲「プライド」をアフガニスタンで殺害された中村哲(てつ)医師(73)にささげている。

 

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