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【国際】

ウクライナ疑惑、18日弾劾訴追へ 共和の造反なし トランプ氏強気

 【ワシントン=金杉貴雄】トランプ大統領のウクライナ疑惑で、下院司法委員会は十三日、弾劾訴追案を賛成多数で承認した。与党共和党内で造反は出ず、全員が反対したため、トランプ氏は強気の姿勢を貫いた。野党民主党多数の下院で十八日に弾劾訴追を受ける見通しだが、共和党多数の上院で弾劾裁判で無罪を勝ち取り「民主党が政治目的で弾劾を利用した」とアピールしようとしている。

 トランプ氏は十三日、ツイッターで「共和党は今、歴史上どの時点よりも団結している。民主党はうそと詐欺の政党になった」と強調。ホワイトハウスでは記者団に、弾劾訴追について「国のためには非常に悲しいことだが、私には政治的に非常に良いことのようだ」とうそぶいた。

 ウクライナ疑惑の弾劾訴追案は、トランプ氏がウクライナ政府に対し、バイデン前副大統領に関する捜査開始とその公表を求めた「権力乱用」と、疑惑に関する下院調査を妨害した「議会妨害」の二件。いずれも賛成二三、反対一七で、民主党は全員賛成、共和党は全員反対だった。

 トランプ氏が年明けから始まる上院での弾劾裁判で無罪を勝ち取り、大統領選に向け「民主党の魔女狩り」を主張するには、共和党から造反が出ないことが重要。政治専門サイト「ポリティコ」は、下院司法委で弾劾訴追案可決後に「深い反省」を口にしたクリントン元大統領と比較し、「でっち上げ」と反発したトランプ氏は「非常に異なる反応をみせた」と指摘した。

 

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