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【国際】

ロシア政府系メディアにエストニアが圧力 「偽ニュース」拡散懸念

 【モスクワ=小柳悠志】旧ソ連のエストニアがロシア政府系メディア「スプートニク」の現地事務所への圧力を強めており、スプートニクの地元サイトは一日から活動を休止した。ロシア発の「偽ニュース」拡散への懸念が背景にあるがロシアは猛反発。両国間の新たな火種になりそうだ。

 ロシア各紙によると十二月中旬、エストニア警察がスプートニクの現地事務所に親会社のロシア国営通信社との関係を絶たなければ「刑事事件になる」と警告。スプートニクによると、家主からは事務所の退去を求められ、銀行口座も昨年秋凍結された。エストニアは、ロシアによるウクライナ南部クリミアの併合(二〇一四年)を受け欧州連合(EU)がロシアに科した経済制裁の一環としている。

 欧米諸国ではスプートニクなどの政府系メディアがロシアによる情報戦の一翼を担って活動しているとの懸念が強い。

 一方、ロシアのザハロワ外務省情報局長は十二月末、ロシア紙に「記者たちは職業倫理や法に反していない」と反論。エストニアの動きに「英国が関与している」とも主張し、ロシアで活動する英メディアへの報復措置を取る可能性を示唆した。

 

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