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【国際】

司令官殺害 米政権食い違い トランプ氏「4大使館標的」

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 【ワシントン=金杉貴雄】米軍がイランのソレイマニ司令官を殺害した根拠として、「四つの米大使館が狙われていた」とするトランプ米大統領の説明をエスパー国防長官=写真、ロイター・共同=が否定し、政権内で食い違いが出ている。米国とイランの戦争は寸前で回避されたものの、余波でイランがウクライナ航空機を誤射し百七十六人が死亡。緊張の発端となった「差し迫った脅威」に関する説明が揺れている。

 トランプ氏は十日のFOXニュースのインタビューで、「(司令官が)四つの米大使館で攻撃を計画していたと思う」と語り、殺害を指示した正当性を強調した。

 これに対し、エスパー氏は十二日、CBSテレビで明確な情報はあったのかと問われ、「四つの大使館については見ていない」と説明。イラクのバグダッドの米大使館への攻撃情報はあったとして「大統領は他の大使館にもあるかもしれないと考えていると言っただけだ」と釈明した。

 政権は八日に上下両院議員に機密報告を行ったが、殺害の根拠とした「差し迫った脅威」について具体的説明はなく、与党共和党議員からも「最悪の状況報告」など批判が出ている。ポンペオ国務長官も十日のテレビ番組で「攻撃の正確な時期や場所は分からない」と語っていた。

 

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