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【国際】

英女王、ヘンリー王子夫妻「引退」了承 家族会議後に声明発表

ロンドンのバッキンガム宮殿のバルコニーに並ぶエリザベス女王(左から3人目)、ヘンリー王子(右から3人目)、メーガン妃(同4人目)ら英王室メンバー=2018年7月(AP)

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 【ロンドン=沢田千秋】英王室のヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)夫妻が、主要な公務から退く意向を示した問題で、エリザベス女王(93)は十三日、二人の意志を尊重し、了承する意向を示した。ヘンリー王子のほか、王子の父チャールズ皇太子、兄ウィリアム王子との「家族会議」の結果、決定した。

 女王は声明で「私の孫(ヘンリー王子)とその家族の将来について建設的な議論を行った」として、「新しい人生を望むハリー(王子の通称)とメーガンを全面的に支持する」と表明。一方で「正式な王室メンバーとして残ってほしかったが、より独立した人生を歩みたいとの願いを尊重する」と無念さもにじませた。

 また、夫妻が「新生活で王室の収入に頼りたくない」と明確にしたとして、当面、二人がカナダと英国で暮らすことにも同意した。

 会議は、女王が休日を過ごす英東部の別邸で行われた。ウィリアム王子の子供たちの将来にも関わるため「王室の歴史をつくる重要な会議」(英BBC放送)と位置付けられた。メーガン妃は滞在先のカナダから電話で参加した可能性がある。

 議題は、今後の王室との関係や肩書、続けるべき公務など多岐にわたったとみられ、女王は声明で「解決すべき複雑な問題はあるが、数日内の最終決定を求めた」とした。

 夫妻は二〇一八年五月に結婚した。米女優出身でアフリカ系の母を持つメーガン妃の中傷記事が絶えず、夫妻は昨年、英メディアを提訴。ヘンリー王子は、パパラッチに追われ交通事故死した母のダイアナ元妃を例に「今、私の妻が同様の勢力の犠牲になろうとしている」と訴えた。

 夫妻は今月、インスタグラムで、主要公務からの引退を発表。他の王室メンバーには事前に相談していなかった。

 

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