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【国際】

「トランプ氏、欧州に脅し」 イラン紛争手続きせねば懲罰関税

 【ベルリン=近藤晶】イラン核合意で英仏独が発動させた「紛争解決手続き」を巡り、ドイツのクランプカレンバウアー国防相は十六日、トランプ米大統領から手続きを発動させなければ、欧州からの自動車輸入に懲罰的な関税を課すとする脅しがあったことを明らかにした。ドイツの国外向け公共放送ドイチェ・ウェレが伝えた。

 米紙ワシントン・ポストも十六日、欧州当局者の話として、手続き発動の数日前に、米政権が25%の自動車関税を課すと英仏独に発動を強要していたと伝えた。訪英中のクランプカレンバウアー氏は「そのような表現、脅しは確かにあった」と認めた。

 核開発を制限する合意の履行停止を繰り返すイランに対して英仏独は十四日、合意で規定された紛争解決手続きを発動。合意当事国で解決に向けた合同委員会を設けて議論し、解決できなければ最短で六十五日以内に国連の対イラン制裁が復活する可能性がある。

 ただ、英仏独は声明で、手続きの発動は、イランに合意履行を促して引き続き合意を維持するためだと強調。クランプカレンバウアー氏もイランに対する米政権の「最大限の圧力政策」は支持しないと述べた。

 

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