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【国際】

英離脱の瞬間 ビッグ・ベン鳴らず 政府、イベント発表

 【ロンドン=沢田千秋】英首相官邸は十七日、今月三十一日の欧州連合(EU)離脱時の各種イベントを発表した。官邸のライトアップや記念コインなどで「特別感」を演出する。ただ、ジョンソン首相が検討を指示した、ロンドン名物「ビッグベン」の鐘を鳴らす予定はないという。

 英国は三十一日午後十一時(EU本部があるベルギー・ブリュッセルの二月一日午前零時)に離脱する。首相官邸は「英国がEUを離れ、自立を取り戻す歴史上、重要な瞬間」と定義。「分断を癒やし、地域が再団結し、次の十年に臨む国の姿を希求する瞬間として使う」という。

 当日は、ロンドンではなく、国土の中心であるイングランド北部で特別閣議を開き、国民に団結をアピールする。夜には、首相が特別演説を行う。

 首相官邸の外壁には、離脱をカウントダウンするプロジェクションマッピングが映し出され、官庁街もライトアップする。英議会広場周辺のすべてのポールで国旗が掲揚され、離脱記念コインも流通が始まる。

 議会に隣接するビッグ・ベンは修復中だが、離脱を歓迎する市民が、当日、特別措置で鐘を鳴らすよう求め、ネット上で寄付を募った。約二十三万ポンド(約三千三百万円)が集まり、ジョンソン氏は英BBC放送に「検討している」と明かしたが、首相官邸は十七日、本紙に「鳴ることはないだろう」と回答した。

 

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