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【国際】

新型肺炎 仏・豪も確認 中国感染者1200人超える

25日、新型肺炎の影響で縁日「廟会」が中止され、閑散とする北京中心部の地壇公園

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 【上海=白山泉、パリ=竹田佳彦】中国の衛生当局は二十五日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者が計四十一人になったと発表した。感染者も計千二百八十七人となった。フランスとマレーシアで各三人、オーストラリア、ネパールでも各一人の感染者を初めて確認。感染者は世界で千三百人を超えた。

 湖北省の衛生当局者は「新型肺炎は第二の流行期に入った」と指摘。省内の死者は計三十九人、感染者数は七百二十九人となった。このうち重篤な症状となっているのは五十七人。さらに感染者と密接な接触をした約四千七百人が経過の観察を受けているという。

 武漢市の病院では新型肺炎の診断に加え、インフルエンザなどの患者も増加。病院の受け入れ態勢が不足しており、新たな専門病院の建設を始めた。

 中国の大みそかにあたる二十四日夜には、人民解放軍の医療部隊四百五十人や、上海市や広東省の医療救援チームが武漢市に向かった。

昨年2月、春節を迎え、大勢の人たちでにぎわう地壇公園の「廟会」=いずれも共同

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 香港メディアは、高速鉄道で武漢から香港に入境した三人が新たに新型肺炎と確認されたと報じた。香港では計五人。台湾でも中国籍の女性と台湾籍の男性の二人が新たに新型肺炎と診断された。

 一方、フランス保健省は二十四日、新型コロナウイルスの感染者三人を確認したと発表した。仏紙パリジャンによるといずれも最近、中国に渡航していた。

 仏保健省によると、感染を確認したのは南西部ボルドー在住の中国系フランス人男性(48)。仕事で数日間中国に滞在し、感染者が多数発生している湖北省武漢に立ち寄った後、二十二日に帰国した。二十三日に入院した地元の大規模病院によると、発熱やせきなどの風邪症状があったという。

 パリでも感染者二人を確認したが詳細は公表していない。ただ、二人は親族で、いずれもパリ市内の病院に入院している。

 またロイター通信によると、オーストラリアの保健当局者は二十五日、中国籍の五十代男性一人が同国で新型コロナウイルスの肺炎を発症したと発表した。

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