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【国際】

新型肺炎 中国死者80人 感染2744人 春節休暇2日まで延長

 【北京=坪井千隼】中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、中国政府は二十七日、国内の死者が二十七日午前零時(日本時間同一時)までの段階で、前日発表から二十四人増えて八十人になったことを明らかにした。感染者数は二千七百四十四人で、うち重症者は四百六十一人。感染拡大を防ぐため、中国政府は同日、三十日までの春節(旧正月)休暇を二月二日まで延長すると発表した。

 国内の感染者はチベット自治区を除くすべての省や直轄市などで確認されている。日本や韓国、米国など中国以外でも四十人以上の感染者が見つかっている。

 春節休暇の延長は、企業や役所の再開を遅らせることで人と人の接触の機会を減らし、感染拡大を抑えるのが狙いで、異例の措置だ。

 中国国家衛生健康委員会の馬暁偉(ばぎょうい)主任は二十六日の会見で、「潜伏期間は一日から十四日間。潜伏期間中にも感染する」と指摘。症状がない潜伏期間中にも人から人に感染するとして、厳重な警戒を呼びかけた。

 中国政府は二十七日、国外への団体旅行禁止措置を発動した。毎年、春節期間中は日本各地の観光地に多くの中国人客が訪れるが、当局は解除時期を示しておらず、日本経済への影響も小さくないとみられる。

 

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