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【国際】

新型肺炎 湖北省、診断方式を変更 感染1万4840人急増

 【北京=中沢穣】中国湖北省当局はCOVID19で、検査キットに頼らずコンピューター断層撮影(CT)検査などの臨床診断によって感染を確認する方法を本格化させ、十三日朝から、感染者や死亡者の数字に臨床診断の結果を含めて発表し始めた。この結果、同省内での感染者は、前日から一万四千八百四十人(うち臨床診断一万三千三百三十二人)、死者は二百四十二人(同百三十五人)増えた。

 中国共産党は十三日、湖北省トップの〓超良(しょうちょうりょう)党委員会書記を解任、上海市の応勇(おうゆう)市長を充てる人事を発表した。〓氏は感染拡大の責任を問われたとみられる。

 臨床診断の導入によって一日での死者数は約二倍に膨れあがった。湖北省での累計の感染者は四万八千二百六人、死者は千三百十人になった。中国全体での感染者は六万人に迫り、死者は千三百五十五人となった。湖北省以外では従来通り検査キットで感染を確認しているが、今後は全国で採用される可能性もある。

 湖北省衛生健康委員会が八日に診断基準を変更し、CT検査などに基づき、現場の医師の診断によって感染を確認する方針を示していた。中国メディアによると、検査キットの精度は製造会社ごとにばらつきがあり、「偽の陰性」になる患者が少なくない。

 結果として感染が確認されずに隔離の対象にならない感染者が多数に上り、危機的な感染拡大を招いていた。

※〓は、くさかんむりに將

 

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