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【国際】

中国 全人代延期へ 3月定例化の1985年以来初

 【北京=中沢穣】新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大の影響で、中国で三月五日から予定されていた全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第三回会議が延期されることになった。全人代の延期は極めて異例。四月上旬とみられていた習近平国家主席の訪日日程にも影響する可能性がある。 

 国営新華社によると、全人代常務委員会が二月二十四日に開かれ、全人代第三回会議の延期について議論する。同日中に正式決定する見通し。十七日に開かれた全人代委員長会議が延期を提案した。

 延期の理由について、全人代の臧鉄偉(ぞうてつい)報道官は「疫病に対する闘いは重要な時期にあり、全力を集中させる必要がある」と説明した。また「全人代の代表は三千人近くに上り、うち三分の一が防疫の最前線で奮闘している」とも述べ、新型肺炎への対応を優先させるべきだと訴えた。

 全人代は重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行していた二〇〇三年も予定通り開かれた。三月の開催が定例化した一九八五年以来、延期は初めてとなる。

 いつまで延期されるかは不透明だが、延期が長引けば四月上旬で調整が進められていた習氏の来日も実現が難しくなる。

 

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