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【国際】

独で車突入 子どもら30人負傷 中部ヘッセン州の祭典

 【ベルリン=近藤晶】ドイツのメディアによると、中部ヘッセン州フォルクマーゼンで二十四日、カーニバルのパレードを見物していた観客に乗用車が突っ込み、少なくとも三十人がけがを負った。子どもを含む七人が重傷。地元警察は車を運転していた地元出身のドイツ人の男(29)を逮捕し、殺人未遂容疑で調べている。

 ヘッセン州ではフランクフルト郊外のハーナウで十九日、外国人排斥を主張する男が水たばこバーで銃を乱射し、九人を殺害するテロが起きたばかりで、不安感が広がっている。

 二十四日午後二時四十五分ごろ、フォルクマーゼン中心部でパレードを見物していた群衆に乗用車が突っ込み、約三十メートル走行し止まった。群衆に向かって加速したとの目撃証言もあり、警察の報道官は「(動機は)あらゆる可能性が考えられる」と述べた。

 カーニバルは冬の風物詩で、仮装した人々や山車のパレードが行われる。事件を受けてヘッセン州内のすべてのカーニバルが中止された。メルケル首相は二十四日夜、被害者の早期回復を願うコメントを発表した。

 ヘッセン州では昨年六月、カッセルで極右団体と関連する男が地方政治家を射殺する事件が発生。二〇一六年にはベルリンでイスラム過激派とつながりがあったチュニジア人の男がトラックでクリスマスマーケットに突っ込み、十二人が殺害されるテロ事件が起きた。

 

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