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【その他の大会】

<都学童野球新人戦>東村山3年ぶりVへ好発進

3回戦で先制打を放った東村山ドリーム古山巧太郎君=板橋区営戸田橋Gで

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 東京新聞杯争奪第29回東京都学童軟式野球大会新人戦(都軟式野球連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催)は29、30の両日、板橋区営戸田橋グラウンドで1〜3回戦の37試合を行った。週末ごとの雨により、4日分の遅れとなったスタート。30日には、3年ぶりの出場を果たした東村山ドリーム(東村山)など3チームがベスト8入りを決めた。

◆「絶対優勝したい」先制の古山君

 2回戦から登場した東村山ドリームは、初戦で若葉台フレンズ(稲城)を7−4で下すと、3回戦は国立クラブ(国立)と対戦した。

 2回、古山巧太郎君の適時打で先制した東村山は、3回には荻野龍生君、大久保晟君の長打などで追加点。中島夏暉投手は終盤に2点を奪われたが、5−2で逃げ切り8強入りを決めた。

 櫻井宏至監督は「試合の中で、自分たちの流れをつかんでくれた」と、連勝に及第点。3年前に今大会で優勝している東村山には、当時の先輩たちの活躍を覚えているナインも多く、3年ぶりのVを目標に掲げる。櫻井監督は「これからはいい投手が出てくると思うが、ミスをしなければ、いいところまで行けると思う」と、2度目の戴冠に向け手応えは十分だ。

 「失点したのは悔しいけど勝ててよかった。今度は無失点に抑えたい」と好投の左腕・中島君。女房役の中村隼人主将が「自分はチャンスで打てなかったけど、他のみんなが打ってくれた」とチームメートに感謝すると、先制打の古山君は「低めを狙っていたのでうまく打てた」と打撃好調に笑顔を見せ、「ベスト8もうれしいけど、絶対に優勝したい」と、全員の気持ちを代弁した。

◆国立 粘り見せた

 終盤に粘りを見せた国立だったが、序盤の失点が響き、ベスト8には届かなかった。

 それでも1回戦は都営ヤング(葛飾)に1−0、2回戦の滝山ジュピターズ(東久留米)には特別延長戦の末に6−5で競り勝つ、粘り強さが光った。磯崎英一監督は「選手たちには、いい経験になったと思う」とうなずき「これからはバッティングを鍛え直します」。白石凌主将は「チャンスで打てなくて悔いの残る試合。もっと強くなって、来年はいろいろな大会で優勝したい」と、チームとともに成長するつもりだ。

サヨナラ勝ちで8強入りを決めた横川メッツ

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◆横川メッツ サヨナラで8強

 「都大会は何度か出ていますが、ベスト8…。記憶にないですねえ」

 2回戦は最終回の逆転劇で少年開進球友会(練馬)に勝利、3回戦も柏トルネード(立川)に12−11でサヨナラ勝ちを収めた横川メッツ(墨田)鈴木善郎監督の顔がほころんだ。

 3年連続の大会出場。しかし、過去2年は1回戦が突破できず、「墨田区内でも、肩身が狭くて」と鈴木監督。しかし、ことしはリードを奪われても臆することなく、伸び伸びとしたプレーで快進撃を続ける。「緊張はしていません。エラーもしたけど、みんなが助けてくれた」と、主将の井谷元紀君はチーム一丸の勝利を喜んだ。この日の2試合で先発し、力投した平山太郎君も「疲れたけど、大丈夫。向こう(柏)の打線はすごかったけど、こっちもみんなで打って勝てたから。うれしい」と笑顔を見せた。

 次はいよいよ、駒沢球場。「すごいな…。まあ、同じように、無欲で戦うだけです」。鈴木監督はそう言って、再び笑った。

◆柏 6点差追いつくも力尽く

 敗れた柏も、最大6点差を追いつき、さらに逆転する力強さを見せた。

 「よく追いついたし、みんな頑張ってくれたんですけどねえ…」と弓場淳監督。坂本昂平君、岡本龍河君、大竹哲平君のクリーンアップを中心とした打線は力強く、エース・豊福健人君は2回戦で強豪・越中島ブレーブス(江東)を完封する快投。弓場監督は「(都大会でも戦える)手応えもつかんだ大会でした」と振り返り、進行中の市内大会での秋季V、さらに来春の都大会再来を期していた。

◆池雪 成長に手応え

 名門・池雪Jr.ストロング(大田)は1回戦で小金井三小メッツ(小金井)に4−2、2回戦でもオンワーズ(渋谷)に7−5と、いずれも接戦をものにして勝ち上がったが、同じく大会常連の不動パイレーツ(目黒)と戦った3回戦で1−2の惜敗を喫し、大会を終えた。

 接戦続きの都大会となったが、川嶋毅監督が「ひょっとしたら、粘り強さは、ことしの6年生たちより上かもしれないな」と高く評価する新チームのナインが、大舞台にも落ち着いて好プレーを連発。不動戦もサヨナラ負けには終わったが、7回1死まで先発・石戸谷篤志君が好投、バックも好守で応え無安打無失点。同じく好守の不動とともに、新人戦らしからぬ緊迫の接戦を演じた。

 「バッティングも4年生のときより良くなっているし、強くなったと思う。力は出せました」と早勢飛馬主将。これからの成長が楽しみだ。

 

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