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【その他の大会】

<都学童野球新人戦>東村山逆転でタイトル 切り札・石橋君決勝打

決勝後、互いに健闘をたたえ合った東村山と新町の選手たち=駒沢球場で

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 東京新聞杯争奪第29回東京都学童軟式野球大会新人戦(都軟式野球連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催)は6日、都営駒沢球場で準決勝と決勝が行われ、東村山ドリーム(東村山)が新町ライオンズ(青梅)を破り、3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 ▽決勝

東村山D4−1新町L

 石橋代基君がバットを振り抜いた一打が、相手中堅手の頭を越えた。大久保晟君と岡田舜君がホームイン。逆転を決めた6回裏、東村山はさらに2点を加えて、勝利をぐっと引き寄せた。

 新町に先制された5回、櫻井宏至監督はナインに言葉をかけた。「うちは0点で終わるようなチームじゃない。ガマンして待とう」。先発左腕の中島夏暉君が粘り強く投げ、内外野もしっかり守り、待ち続けた得点機は6回、ついに訪れた。櫻井監督は迷うことなく、肘痛でベンチ入りにとどまっている“代打の切り札”石橋君を指名した。「緊張してたけど、監督に“楽にいけ”って言われて。打った瞬間は気持ち良かった」と、ヒーローは勝利の余韻に浸った。一方の櫻井監督は胸をなで下ろす。「石橋はチーム1のスイングスピード持つ、ここぞの場面での切り札。(采配が)はまってくれて良かった」−。

 力投の中島君は「自分のピッチングはできた」と充実感をにじませ、最後を締めた大久保君は「強い気持ちを持ってマウンドに立った。東京で一番になれてうれしい!」とにっこり。捕手の中村隼人主将は「関東大会でもいい成績を残したい」と、次に目を向ける。攻守の緻密さと、決勝で見せた勝負強さ。関東大会で、再び東村山が躍動する。

◆新町 先制も銀メダル

 5回表、先頭の5番・小峰大佑君が放ったゴロが相手野手のミスにより転がり続け、小峰君は一気にホームを駆け抜けた。

 待望の先制点。一度は手にしたかに思われた“東京一”のタイトルだったが、6回2死からの失点で、夢と消えた。「自力が違った。あの決勝打が東村山さんの底力ですよ」。新町・小峰和彦監督はそう優勝チームをたたえ、「でも、うちもよく戦いました」とナインをねぎらった。「一戦ずつ、確実に強くなった。練習の積み重ねが形になった大会でした」

 準決勝は技巧派投手・小出哲平君の力投に応え、小峰君が「力を抜いて打てた」という会心の一打で強豪・竹仲に特別延長勝ち。決勝は速球派の白田悠祐君から根津隆斗君につないだ。「全力で戦えた。いい試合だったと思う」と関智仁君。チームを引っ張った安永龍主将も「最初は緊張もしたけど、みんなで戦えた大会だった」と充実の表情だ。小峰監督は「この敗戦をプラスにできるよう、これからもしっかり練習します」と、うれしくもほろ苦い結末を前向きにとらえた。

 

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