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【全日本大会】

[特集]頑張れ関東勢 夏の太陽のように輝け

3年ぶりの出場で「3位よりも上」を目指す茨城・茎崎ファイターズ=つくば市・茎崎第一小学校グラウンドで

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 開催地の関東からは、3年ぶり出場の茎崎ファイターズ、埼玉県勢初の大会制覇を狙うエンジェルスなど10チームが出場。1999年の大間々東小リトルジャイアンツ(群馬)以来12年ぶりとなる高円宮賜杯奪回を目指し、全国の強豪を迎え撃つ。

◆茎崎ファイターズ(茨城) 練習「おれたちが一番」

 28回大会で3位に入賞した茎崎ファイターズが茨城代表として、3年ぶりの全日本学童に臨む。

 これまでの出場4回は、すべて2000年以降。茎崎を関東地区きっての強豪に育て上げた吉田祐司監督は、「一戦必勝。でも、胸の内に、3年前(の3位)以上の成績を獲得したい、という思いはあります」と意気込む。

 昨年、一昨年も新人戦で関東大会を優勝した強力チームで臨みながら、全国出場を果たせなかった。「ことしのメンバーは、その悔しさも知っている選手たち。先輩たちの涙を忘れることなく、練習に打ち込んでくれた」と吉田監督が振り返る。吉田監督と二人三脚で茎崎を育て上げてきた佐々木亘ヘッドコーチが指導に当たり、平日も毎日、密度の高い夕練習を行い、力をつけた。

 ことしは茨城大会の準決勝、決勝をコールド勝利で飾るなど、万全の戦いで全国にコマを進めた。吉田将伍主将は「みんな、家でもしっかりと練習していて、“おれたちが一番”と、自信を持って戦えています。バッティングがいいチームなので、全国でもしっかり打ちたい」と、大舞台での活躍を誓った。

◆エンジェルス(埼玉) 総合力に自信

 埼玉県勢初の全日本学童制覇に挑むエンジェルス。昨秋の関東新人戦を制したチームのモットーは「勝っておごることなく、これまでの倍の練習をしろ」だ。その礎のもと、柔道でパワーアップを図る柳沼廉士選手らが日々の鍛錬を続けた結果が、悲願の全日本学童初出場。メンバーが1年生のときから熱いまなざしで見守る依田信二監督は言う。

 「全国ではミスをすれば負ける。勝ったらまたゼロからスタートしなくちゃいけない。そうしないと上にはいけません」

 県大会では依田稜也投手が全試合を投げ抜き、打撃でも活躍するフル回転。だが、抜群の安定感を誇るエースにおんぶに抱っこのチームではない。積極的な走塁で相手守備をかく乱するしたたかさ。さらに依田監督が「どこからでも得点を狙える」と胸を張る攻撃陣が得点を量産する。走攻守の総合力をみせつけるチームが目指すタイトルは全国一。さらなる快進撃で大舞台を席巻したい。

◆オール上郷(神奈川) 全員野球で全国制覇だ

 前身の桜クラブ時代も含め、9年ぶり3度目の全国大会出場を決めた神奈川代表・オール上郷。エースで打線の中軸でもある桂川弘貴主将を中心に、危なげない戦いで県代表の座をつかんだ。

 「桂川を中心に、選手みんなが頑張ってくれた」と内藤亮人監督。桂川主将、高橋遥陽選手ら、上位打線の得点力が光る上郷だが、中軸が不調のときには下位打線が奮起。神奈川大会では日替わりでヒーローが生まれるなど、全員がしっかりと仕事をした。

 「全日本学童だけは、絶対結果を残すように頑張ろう」−。ことしのチームが、早くから打ち出した、チームの目標だった。弱点だった軟投派の投手に対応するため、チーム練習以外でも自主練習。「全国大会でも、チームで力をあわせていい結果を残したい」と投手陣を好リードで引っ張る高橋捕手。目標だった県大会を突破し、あとは“全国制覇”に向け、突き進むだけだ。

(東京新聞)

 

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