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【全日本大会】

[総合]埼玉・エンジェルス、河口湖船津、茎崎8強

勝利に貢献した河口湖船津の先発・池谷昇馬投手

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 高円宮賜杯第31回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(全日本軟式野球連盟、東京新聞など主催、東京中日スポーツ後援)3日目は12日、東京・駒沢球場と大田スタジアムで3回戦8試合を行い、大会ベスト8が出そろった。

 大会最多優勝の長曽根ストロングス(大阪)は与那城ストロング(沖縄)に完封勝ち、守山ボーイズ(愛知)は1回戦に続き、今大会2度目の2ケタ得点で快勝。小名浜少年野球教室(福島)はエース・西巻賢二投手が2試合連続完封の好投で準々決勝進出を決めた。関東勢では河口湖船津(山梨)茎崎ファイターズ(茨城)、エンジェルス(埼玉)の3チームが8強入りした。

 13日には大田スタジアムで準々決勝4試合が行われる。

◆河口湖船津 機動力で快勝

 大会初出場の河口湖船津が持ち前の機動力を生かし並木ペイシェンス(千葉)に快勝、ベスト8進出を果たした。

「守備はしっかりと、そしてバントは1発で決める。練習してきたうちの野球ができたと思いますよ」と、指揮を執る渡辺裕司監督はチームカラーを出し切ったナインの活躍に目を細めた。

 初回から2点を先制し主導権を握った河口湖船津は2回、1死三塁で外山大翔君のスクイズで加点すると、4回にも田中飛成君、外山君の2連続スクイズが決まりダメ押し。先発の池谷昇馬君が低めを丁寧について5回を無失点の好投。最終回には6回からマウンドに上がった2番手・前橋遵弥君が2点を許したものの、最後は3番手の渡辺彪麻君が後続を抑えて勝利。下位打線が難しいボールに食らいつき、きっちりと仕事をこなし勝利を飾った。試合前のウオーミングアップから調子が良かったと話す先発の池谷君は「低めにうまくコントロールすることができました」と5回0封にニッコリ。渡辺主将もチームに流れを呼び込む先制打を放つなど3打数3安打の活躍、投げては最終回1死満塁からマウンドに立ちピンチをしのぎ「2番打者の役目も果たせたし、最終回では仲間が苦しんでたので、何とか抑えることができました。また、こういう苦しい場面で投げる機会があると思うので、次もがんばります」と投打でチームを引っ張る。

◆埼玉・エンジェルス 逆転勝利で進出

 エンジェルスは、3回戦で車尾スポーツ少年団野球部(鳥取)と対戦し、逆転勝利。初出場でベスト8に進出した。

 1点を追う3回、内島俊太選手、松崎豪選手の連打と犠打で2死二、三塁の好機に村田誠選手が右翼越えの三塁打で逆転。さらに4回に4点、6回にも4連打などで5点を加えた。依田稜也投手も3回以降立ち直り、車尾の反撃を許さなかった。

 関東大会では準決勝で敗れ公式戦連勝記録が途切れたが「もう一度気持ちを切り替えて(全国大会に)臨めた。初心に帰って泥くさい野球ができてきた」と、依田信二監督も手応えをつかんだ勝利だ。値千金の逆転打を放った村田誠選手は「1点差だったので最悪でも同点と思っていたけど、打ててよかった」と笑顔。捕手の片岡蓮主将は「自分たちの野球ができてきた。優勝旗を埼玉県に持って帰りたい」と自信に満ちあふれた表情だ。

◆一昨年準Vの多賀 堅守スキなく勝利

 第29回大会準Vの多賀少年野球クラブ(滋賀)が8強入り。この日は大分・宇佐八幡クラブと対戦、安打数は6本と、宇佐八幡の7安打を下回ったが、多賀らしい堅守で1点に抑え、1−1の6回に清水宣貴内野手の2点二塁打で勝ち越した。久保田彩斗主将は「ずっと同点で、少しヒヤヒヤしたけど、いつも練習でやっていること。慌てずにしっかり、プレーできた」と大舞台のプレッシャーを楽しんでいる。

(東京中日スポーツ)

 

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