学童軟式野球

トップ > イベント > 学童軟式野球 > 2011年 > 全日本大会 > 記事

ここから本文

【全日本大会】

[総合]福島・小名浜4強ならず 先発西巻痛い初回2失点

小名浜少年野球教室−長曽根ストロングス 先発する小名浜少年野球教室の西巻選手(中)=大田スタジアムで

写真

 高円宮賜杯第31回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(全日本軟式野球連盟、東京新聞など主催、東京中日スポーツ後援)4日目は13日、東京・大田区の大田スタジアムで準々決勝4試合を行い、守山ボーイズ(愛知)、多賀少年野球クラブ(滋賀)、茎崎ファイターズ(茨城)、長曽根ストロングス(大阪)が勝ち上がった。14日には準決勝が同スタジアムで行われる。

◆小和口監督「ベストの試合」

 東日本大震災の影響を受けながら、快進撃を続けてきた福島代表の小名浜少年野球教室が、過去3度優勝の王者・長曽根に行く手を阻まれた。

 1回、中堅への二塁打で出塁した西巻賢二投手を連続バントでかえし先制したが、その裏に、2試合連続完封してきた西巻投手が押し出し連発で2点を献上。その後は両チームがしっかり守る我慢の展開となり、結局、この1回の攻防が試合の勝敗を分けた。

 「1回のフォアボールは、コースを攻めた結果。調子は良かった」と西巻投手。小和口有久監督は「投手は責められない。打てなかったのがすべて」とエースをかばい「震災で練習時間が少ない中、ベストの試合ができた。15年前以来のベスト8。選手たちをほめたい」と強調した。

 佐川光明主将は「県大会に出られなかったチームの気持ちを背負い、みんなで気持ちをひとつに頑張れたと思う」と涙をこらえ「卒団までこのチームで、その後も中学で、やっぱりみんなで全国を目指して戦いたい」と顔を上げた。

◆10得点で大勝!!守山ボーイズ

 第1試合に登場した愛知・守山ボーイズがベスト4一番乗りを果たした。「県大会後、大会前まで長いスランプだった」と山本次雄監督が嘆いた打線が完全復活。ここまでの4試合のうち3試合で2桁安打、2桁得点を記録した。中でも4番・外山立悟内野手は17打数9安打で、本塁打1本、三塁打2本、二塁打5本と驚異の長打率。「フォームを意識して、しっかり打てている」と話した。5年前の先輩が記録したベスト8を超えた。佐々木陸都主将は「あとは優勝を目指すだけです」と力強かった。

◆エース菊本好投 多賀少年野球ク

 多賀少年野球クラブが2年ぶりに準決勝進出。先発したエース菊本明宏投手は緩い球も効果的に使って6回途中まで2失点と好投した。「コントロールが良かったし、いいピッチングができました」。調子を落としていて、先発は久保田主将に譲っていたが初戦でリリーフして好投。これまで準優勝2度。悲願の優勝を狙う辻正人監督は「1つずつ勝っていきたい」と気を引き締めた。

(東京中日スポーツ)

 

この記事を印刷する