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【全日本大会】

[総合]「最後まであきらめない気持ち」指導 長曽根ストロングス監督熊田耐樹(くまたたいき)さん

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 「おめでとう。本当によくやった」。東京・神宮球場で十五日行われた高円宮賜杯第三十一回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントで愛知代表の守山ボーイズを破り、六年ぶり四回目の優勝を飾った大阪府代表の長曽根ストロングス(堺市)の指揮官は大粒の涙を流しながら、喜びに沸き返る選手たちをじっと見つめていた。

 元高校球児。少年野球との関わりは二十三年前、当時の監督と父親が知り合いで、コーチに就任したのが縁。二年後に監督が病気で亡くなり、チームを引き継いだ。厳しい基本練習と「最後まであきらめない気持ち」を掲げて指導する。

 同大会は「小学生野球の甲子園」といわれ、地方予選を含め全国の約一万五千チームが参加するビッグ大会。「一試合一試合を大事に戦うこと。大舞台で物おじしない心構えを説いてきた。選手たちがよくついてきてくれた」と振り返る。

 本職は運送会社の経営者。「会社は任せきりで野球漬けですわ」。表彰式後にグラウンドで応援の父母たちが胴上げ。体重一〇六キロの巨体が宙に舞うたびに、細い目が一層細くなった。堺市西区在住。四十六歳。 (穐田晴久)

(東京新聞)

 

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