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【茨城県大会】

水戸レイズ初出場初V 打線爆発!!総得点59

初出場で初優勝を飾った水戸レイズの選手たち=水戸市の総合運動公園軟式球場で(都丸満撮影)

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 高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(東京新聞など主催、東京中日スポーツ後援)の茨城県予選大会は6月26日、水戸市の総合運動公園軟式球場で準決勝と決勝が行われ、水戸レイズ(水戸)が下館小あしかび野球スポーツ少年団(筑西)を退け初優勝を飾った。水戸は全国大会(8月、東京・神宮球場など)と関東大会(7月・東京)に県代表として出場する。茎崎ファイターズ(土浦)と石塚ビックス(水戸)が3位だった (都丸満)

 4年連続で支部代表決定戦に敗れ“5度目の正直”で初突破した水戸が全国大会への切符を獲得した。

 準決勝の相手は強豪・茎崎。チーム平均打率は4割に迫り、3回戦までに42得点をたたき出す強力打線で、「5失点までなら勝機はある」と考えていた高木政彦監督。1回に2失点したが、同点で迎えた5回、9番・皆川遼太君からの4連打で4点、最終7回に1点を加え、目標以上の計7点を奪った。投手陣は7回に1点差まで詰め寄られたが逃げ切り優勝に王手をかけた。

決勝で先発した水戸レイズの薗部宏大君

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 迎えた下館小あしかびとの決勝は、2回無死二、三塁、「ランナーを返すバッティングを心掛けた」という矢吹瑛士君の2点適時打で先制。4回表に逆転され3−4で迎えた裏の攻撃、2死二、三塁の場面で、この日振るわなかった4番・内田慧登君が左中間へのエンタイトル2塁打を放ち逆転し、5番・上村飛雄馬君の適時打で計3点を奪った。流れに乗った4回には、9番・皆川君からの4連続出塁に足も絡め、続く内田君がダメ押しとなる中前2点適時打で試合を決めた。

 「打撃のチームなので打ち勝つしかないと思ってやってきた」と指揮官が言う通り今大会の総得点は59、茎崎戦以外は全て5点以上の差をつけ勝利した。海老根大成主将も「1人が打ち始めると止まらない」と強力打線に胸を張る。

4回裏、三塁、逆転打を放った内田慧登君

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 全日本に向けて177センチの主砲・内田君は「練習の成果を発揮したい」と語れば、先制打の矢吹君も「打って貢献したい」と口をそろえ、海老根主将も「打線をつなげてテッペン目指したいです」と力を込めた。悲願を達成し選手以上にはしゃいでいた高木監督は「『楽しく』と言う気持ちはない。打線がどこまで通用するか楽しみ。一戦一戦必至にやります」と気を引き締めた。

◆水戸レイズ優勝メンバー◆(30)高木政彦監督(10)海老根大成主将(1)菊池翔太(2)小林悠滉(3)上村飛雄馬(4)皆川遼太(5)薗部宏大(6)木内大翔(7)矢吹瑛士(8)内田慧登(9)竹江優貴(11)村田遼真(12)高野壮平(13)長谷川蒼大(14)池田昊生(15)武士匠吾(16)高林蕾矢(17)山浦維心(18)小泉侑良(19)富田光陽(20)川又悠生

◆あしかび涙なし 堂々の銀メダル!!

水戸に敗れ準優勝だったが笑顔の下館小あしかび野球スポーツ少年団の選手たち

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 準優勝に終わったが力を出し切ったあしかびナインに涙はなかった。

 創部34年目、県大会初の準決勝では石塚ビックス(水戸)との接戦を制し、チーム最高位のベスト8を越えた。決勝は、3点を先行された3回表に同点に追いつき、4回には関口康誠君の適時打を放ち一時は先行する場面もあった。守備でも、抜ければサヨナラコールドとなる場面で、強烈な打球を遊撃手・大木康誠主将が好捕するなど投手陣も「任せられる」という堅守も見せ堂々の銀メダルを獲得した。

 4年生時、「チーム史上最弱」(関係者)と言われたチームが決勝の舞台まで登り詰め、宮崎勉監督は「やりきれた。いい思い出になったのでは」と表彰式で整列する選手たちを見つめた。大木主将は「悔しいけど、ここまで来られるとは思っていなかったからうれしい」と白い歯がこぼれ、先発したエース齋藤千優さんは「今日はあまり調子が良くなかった。緊張…練習不足、体力も」と振り返り「もっと練習して、体力もつけて頑張りたい」と笑顔で銀メダルを見つめた。

◆下館小あしかび野球スポーツ少年団準優勝メンバー◆(30)宮崎勉監督(10)大木康誠主将(0)関口康誠(1)齋藤千優(2)杉山陸人(3)山中竜雅(4)吉崎康佑(5)稲見剛(6)小田部輝(7)山科凜(8)川越夢将(9)齋藤颯斗(11)宮田晃成(13)荻野瑛歩(14)渡邉春空

 ▽決勝

下館小あしかび野球スポ少

0031001|5

030340x|10

水戸レイズ

(下)齋藤千優、宮田晃成−杉山陸人

(水)薗部宏大−海老根大成

◆茎崎&石塚 準決勝で涙

準決勝で水戸レイズに破れ3位に終わった茎崎ファイターズ

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 過去5回の優勝を誇る強豪・茎崎は先制したものの、3回に同点に追いつかれ、最終7回までに計7失点。2−7で迎えた7回裏、打者9人の反撃で1点差まで詰め寄ったが一歩届かず敗れた。先発した佐藤翼君は「相手の方が上手かった」と語れば、杉山誉志郎主将は「悔しいのひと言」と肩を落とした。しかし吉田祐司監督は「頑張った。最後の最後まで相手を苦しめることができた」と諦めず最後まで戦った選手を誇らしげに見つめていた。

 一方、初の決勝進出を狙った石塚は、5回裏に0−3から逆転、再逆転された6回には同点に追いつき振り出しに戻したが、7回には再び2点を奪われ逃げ切られた。

 ▽1回戦

茎崎ファイターズ(土浦)22−1神栖ブルーウェーブ(鹿行)

水木スポ少(日立)11−3上小川軟式スポ少(常陸太田)

ビッグドリームズ(結城)8−0馴馬少年野球クラブ(龍ケ崎)

リトル鬼怒(常総)15−4中高津ファイターズ(土浦)

名崎ヤンキース(古河)8−7杉並ライオンズ(土浦)

波崎ジュニアーズ(鹿行)2−1関城ムテキンズ(筑西)

豊ナインズ(取手)9−2松原スポ少(高萩)

水戸レイズ(水戸)9−1阿見ヤンキース(土浦)

下館小あしかびスポ少(筑西)14−1桜南並木スポ少(土浦)

古河リトルファイターズ(古河)6−2那珂ファイターズ(那珂)

中郷スポ少(北茨城)10−5桜サーパス(土浦)

石岡Jr.ジャイアンツ(土浦)8−6明野スポ少(筑西)

潮来レッズ(鹿行)5−1リトル古河(古河)

みずき野シティボーイズ(取手)7−5前河原ジュニアーズ(常総)

石塚ビックス(水戸)14−0水海道アストロJr.(常総)

寺原ライナーズ(取手)12−5嘉田生スポ少(筑西)

 ▽2回戦

茎崎ファイターズ15−3水木スポ少

ビッグドリームズ10−0リトル鬼怒

波崎ジュニアーズ8−1名崎ヤンキース

水戸レイズ12−3豊ナインズ

下館小あしかびスポ少9−1古河リトルファイターズ

中郷スポ少8−7石岡Jr.ジャイアンツ

潮来レッズ6−2みずき野シティボーイズ

石塚ビックス3−2寺原ライナーズ

 ▽3回戦

茎崎ファイターズ7−0ビッグドリームズ

水戸レイズ21−4波崎ジュニアーズ

下館小あしかびスポ少10−3中郷スポ少

石塚ビックス2−1潮来レッズ

 ▽準決勝

水戸レイズ7−6茎崎ファイターズ

下館小あしかびスポ少8−6石塚ビックス

(東京中日スポーツ)

 

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