ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス 春名幹男著
◆訴追の背景に「安保利権」 [評]小俣一平(早稲田大大学院講師) ロ...
12月20日 書評
部長って何だ! 丹羽宇一郎著
◆「働くとは」コロナ禍に問う [評]江上剛(作家) タイトルが、なん...
犬がいた季節 伊吹有喜著
◆18歳の頃 切なくも温かい [評]青木千恵(書評家) 十八歳の頃、...
戦争と弾圧三・一五事件と特高課長・纐纈弥三(こうけつ・やぞう)の軌跡 纐纈厚著
◆陰の人物の全生涯を通観 [評]太田昌国(評論家) 纐纈弥三という人...
起きうる「弾圧」リアルに 『日没』 小説家・桐野夏生さん
怖い。気持ち悪い。途中で布団に入ったら悪夢をみるかもしれないとおびえ、夜更か...
12月20日 書く人
湖の女たち 吉田修一著
◆湖で交差する人と歴史 [評]郷原宏(文芸評論家) この小説を読んで...
12月13日 書評
信念は社会を変えた! ルース・ベイダー・ギンズバーグ ジェフ・ブラックウェル&ルース・ホブデイ編
◆リベラル判事の理性と情熱 [評]中沢けい(作家) フェミニズムは新...
イエスの意味はイエス、それから… カロリン・エムケ著
◆語られない性暴力、言葉に [評]河原理子(ジャーナリスト) 暴力を...
眠れる美女たち(上)(下) スティーヴン・キング、オーウェン・キング著
◆分断の米社会映す寓話 [評]牧眞司(文芸評論家) 「ホラーの帝王」...
後進のため経験つづる 『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』 出版翻訳家・宮崎伸治さん(57)
一般の人から見れば、出版翻訳の世界は謎に満ちていることだろう。だからからか私...
12月13日 書く人
「同意」って? 絵本で伝える子ども自身を守るすべ
互いの意思を確認し合い、気持ち良い関係を築く。それが「同意」という考え方。暴...
12月7日 東京ブックカフェ
外交回想録 竹下外交・ペルー日本 大使公邸占拠事件・朝鮮半島問題 寺田輝介著 服部龍二、若月秀和、庄司貴由編
◆緊迫の現場 細かな叙述で [評]御厨貴(政治学者) 外交官のオーラル(...
12月6日 書評
文士が愛した町の今昔 『阿佐ヶ谷アタリデ大ザケノンダ』 ピアニスト・文筆家 青柳いづみこさん(70)
子どもだった昭和三十年代。自宅と棟続きだった仏文学者の祖父・青柳瑞穂邸には、...
12月6日 書く人
マナーはいらない 小説の書きかた講座 三浦しをん著
◆技法も価値観も惜しみなく [評]重里徹也(聖徳大教授・文芸評論家) こ...
明治憲法史 坂野(ばんの)潤治著
◆明治デモクラシーの可能性 [評]瀧井一博(国際日本文化研究センター教授) ...
財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生 ステファニー・ケルトン著
◆完全雇用掲げ就業保証も [評]菅原琢(政治学者) 現代貨幣理論(MMT...
没後50年 三島由紀夫を読む 文芸評論家・田中美代子さんに聞く
世界的な名声を得ていた作家三島由紀夫(一九二五〜七〇年)が四十五歳で割腹自殺...
11月30日 東京ブックカフェ
株式会社の世界史 「病理」と「戦争」の500年 平川克美著
◆「無限の成長」から抜け出す道は [評]斎藤幸平(大阪市立大准教授) ...
11月29日 書評
子どもは製品ではない 『「生存競争(サバイバル)」教育への反抗』 京都教育大准教授 神代健彦(くましろ・たけひこ)さん(38)
記者が今年読んだ教育に関する本の中で、とりわけ刺激的な一冊。なるほどと思うペ...
11月29日 書く人
日本国憲法のお誕生 その受容の社会史 江橋崇著
◆物品史料が示す歴史の真実 [評]佐藤卓己(京都大教授) 「占領下の...
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