王家の遺伝子 DNAが解き明かした世界史の謎 石浦章一著
◆表に出ない歴史明らかに [評]泊次郎(科学史研究家) DNA鑑定は犯罪捜査...
7月21日
ハンナ・アーレント 屹立(きつりつ)する思考の全貌 森分(もりわけ)大輔著
◆思想の総体 丹念に描き出す [評]粂川麻里生(くめかわ・まりお)(慶応義塾大教...
異能の日本映画史 木全公彦(きまた・きみひこ)著
◆見逃されがちな作品に光 [評]浦崎浩實(ひろみ)(映画評・劇評家) 映画評...
モロイ サミュエル・ベケット著
◆伝統的な遍歴の物語を脱構築 [評]小倉孝誠(慶応義塾大教授) 一九五〇年代...
百鬼園 戰前・戰中(せんぜんせんちゅう)日記(上)(下) 内田百〓(ひゃっけん)著
◆『焼盡』までの空白埋める [評]武藤康史(評論家) 内田百〓の新しい本が出...
7月14日
むらさきのスカートの女 今村夏子著
◆切実で可笑しい 不穏な世界 「評]藤田香織(書評家) 今村夏子の小説は読者...
ぼくを忘れないで ネイサン・ファイラー著
◆語って、あらわになる魂 [評]岡本啓(詩人) 「安心毛布」という言葉に、あ...
日米地位協定 山本章子(あきこ)著
◆国民から遠い「合意議事録」 [評]田仲康博(社会学者) 沖縄ではあいかわら...
金剛の塔 木下昌輝(まさき)著
◆四天王寺巡る時空を超えた物語 [評]塩野米松(作家) 大阪市天王寺区にある...
7月7日
僕が夫に出会うまで 七崎良輔(ななさき・りょうすけ)著
◆同性愛者の苦悩包み隠さず [評]白石秀太(書評家) 二〇一六年十月、東京・...
美しく呪われた人たち F・スコット・フィッツジェラルド著
◆華麗なる夫婦の崩壊鮮烈に [評]千石英世(アメリカ文学者) 二十世紀アメリ...
セレモニー 王力雄(おう・りきゆう)著
◆ハイテク統治国家の未来 [評]麻生 晴一郎(ジャーナリスト) 王力雄は、中...
資本主義と闘った男 宇沢弘文(うざわひろふみ)と経済学の世界 佐々木実著
◆社会問題にコミットする学問 [評]中村達也(経済学者) 戦後の日本を代表す...
6月30日
三島由紀夫スポーツ論集 佐藤秀明編
◆鍛錬、冒険を求める精神 [評]後藤正治(ノンフィクション作家) 三島由紀夫...
ホロヴィッツ・ピアノの秘密 高木裕(ゆう)著
◆巨匠が愛した音 調律師が分析 [評]山口雅敏(ピアニスト) 今年没後三十年...
限界病院 久間十義(ひさまじゅうぎ)著
◆地方政治の泥沼の中で [評]南木佳士(なぎけいし)(作家・医師) いま、地...
椿宿(つばきしゅく)の辺(あたり)に 梨木香歩(なしきかほ)著
◆人と自然 一つに繋がる世界観 [評]師岡カリーマ(文筆家) そ...
6月23日
奄美のノネコ 猫の問いかけ 鹿児島大学鹿児島環境学研究会編
◆野生化猫 排除をめぐって [評]宮晶子(ジャーナリスト) ノネ...
ナショナリズムと相克のユーラシア 宮田律(おさむ)著
◆帝国主義が残した負の刻印 [評]臼杵陽(うすきあきら)(日本女子大教授...
つみびと 山田詠美著
◆家族という絆の脆さ描く [評]池上冬樹(文芸評論家) 山田詠美...
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