万波(ばんぱ)を翔(かけ)る 木内昇(きうち・のぼり)著
◆幕末小説の新領域を開拓 [評]島内景二(電気通信大教授) 安政五(一八五八...
9月29日
いまこそ経済成長を取り戻せ ダンビサ・モヨ著
◆民主主義を根底から刷新せよ [評]中村達也(経済学者) 二〇一三年、ケニア...
人口で語る世界史 ポール・モーランド著
◆増減で読み解く国家の勢力図 [評]根井雅弘(京都大教授) かつて人口とは軍...
1988年のパ・リーグ 山室寛之(ひろゆき)著
◆激震の年 舞台裏に切り込む [評]満薗文博(スポーツジャーナリスト) ネッ...
バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで ユスラ・マルディニ著
◆極限を経た素直なつぶやき [評] 秋山 千佳(ジャーナリスト) 二〇一六年...
9月22日
評伝 吉野せい メロスの群れ 小沢美智恵著
◆「何を書かなかったか」に鍵 [評] 若松英輔(批評家) ほとんど無名だった...
古代の都 なぜ都は動いたのか 吉村武彦・吉川真司・川尻秋生(あきお)編
◆短い使用期間を裏付け [評] 三浦佑之(千葉大名誉教授) 狭い谷間の明日香...
イチロー・インタビューズ 激闘の軌跡2000-2019 石田雄太著
◆人生の普遍に及ぶ言葉 [評] 後藤正治(ノンフィクション作家) 今春、イチ...
日本捕鯨史【概説】 中園成生(なかぞの・しげお)著
◆縄文以来の系譜 興味深く [評]神崎宣武(民俗学者) 昨年末、日本は国際捕...
9月15日
虎とバット 阪神タイガースの社会人類学 ウィリアム・W・ケリー著
◆圧倒的パワーの根源とは [評]小松成美(ノンフィクション作家) イェール大...
藩とは何か 藤田達生(たつお)著
◆下剋上を防ぐ天下人の知恵 [評]伊東潤(作家) われわれが普段から当たり前...
我々は生命を創れるのか 合成生物学が生みだしつつあるもの 藤崎慎吾著
◆人工細胞 人体応用への厚き壁 [評]石浦章一(同志社大特別客員教授、東京大名誉...
地中海の十字路=シチリアの歴史 藤澤房俊(ふじさわ・ふさとし)著
◆眠りと覚醒 揺れ動いた島 [評]和田忠彦(イタリア文学者) 本書は、イタリ...
9月8日
『緋(ひ)の河』 桜木紫乃(しの)著
◆「この世にないもの」に [評]能町みね子(エッセイスト、漫画家) 北海道・...
カザアナ 森絵都著
◆近未来日本の閉塞に風穴 [評]豊崎由美(書評家) 空読(そらよみ)、風読(...
独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 大木毅(たけし)著
◆国防軍の積極的役割を克明に [評]藤原辰史(京都大准教授) ユダヤ人虐殺さ...
酒天童子(しゅてんどうじ)絵巻の謎 鈴木哲雄著
◆東国武士団との意外な縁 [評]川尻秋生(早稲田大教授) 酒天(呑)童子とは...
9月1日
銃弾とアヘン「六四(ろくよん)天安門」生と死の記憶 廖亦武(リャオイーウー)著
◆「暴徒」にされた市民たちの記録 [評]米田綱路(ジャーナリスト) 一九八九...
ある一生 ローベルト・ゼーターラー著
◆孤独な男の生涯 淡々と紡ぐ [評]池内紀(おさむ)(ドイツ文学者) 訳者は...
猫をおくる 野中柊(ひいらぎ)著
◆死してなお、そこにいる [評]秋山千佳(ジャーナリスト) 平成最後の朝、十...
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